スタッフを上手に指導し、上手に付き合う法
歯科医院を繁盛させるヒント集12
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
人を導くことはできても教えることはできない
自分の子供、友達、スタッフに、自分が生きてきて気づいた教えやテクニックなどを教えようとしても、思うように伝わらずに、イライラしたり、さじを投げてしまった経験のある人は多いと思います。
今まで生きてきて、感じてきたバックボーンが違えば、喋っていることの受け取り方が違ってくるものなのです。松下幸之助や本田総一郎の子供が、彼らと同じような経営能力があるでしょうか。彼らも、口では我が子に、自分が経験してきた多くのことを、伝え教えていたはずである。
しかし、松下幸之助、本田総一郎のレベルになってわかることを、息子達のレベルに向かっていくら教えても、本当の真髄は正確に伝わることはないのです。
経営感覚なしでは医院の運営ができない
歯科医院を繁盛させるヒント集11
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
歯科技術と経営センスのバランスが大事
私が歯科医師として好結果を出せているのは、歯科技術と経営のセンスのバランスが他の歯科医師よりも、多少よかったからだと分析しています。
私より歯科技術の優れている人はたくさんいます。
そういう人達からすると、私が成功していることが、腹立たしいのは理解できます。
野球のピッチャーで言えば、俺の方が速い球を投げられるのにとか、歌手で言えば、自分の方が歌がうまいのに、あいつの方が売れやがって……とかいう気持ちと同じでしょう。
工夫とチャレンジが医院を繁栄させる
歯科医院を繁盛させるヒント集10
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
集客の勉強方〜異業種の成功例に学べ〜
「歯科技術は学校で教えてくれるのに、何で患者さんの集め方は学校で教えてくれないんだろう」
と、私に聞いてきた人間がいますが、大学の先生は研究することが本業であって、経営者としては大学生と知識的には同レベルなのです。
自分で人を雇ったりした経営感覚がないのですから、経営の知識といえば、ホンダやトヨタなどの大企業のことばかりで、それも興味本位でテレビや本で得た知識程度なのです。
経営は体験して覚えるもので、いくら論文や本で知識を得ても、自分で経営したことのない人が経営を語ることは、単なる言葉遊びになってしまいます。
実績こそ、最大の説得力!
歯科医院を繁盛させるヒント集9
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
勝てば官軍だが、結果が出なければ相手にされない
最近は私のすることが貴重なことのように思われ、私自身の知識が打ち出の小槌のような錯角に陥ることがあります。
私の今までの歴史、私の行った治療症例、私の考える集客方法など、周りが何でも貴重なものとして有り難がってくれるのです。
本当に不思議なもので、何の結果も出していない頃には、誰も私の話など、負け犬の遠吠えのような反応をしていたのに、結果を出した後で同じことを言っても有り難がって聞いてくれるのです。
他人は話の内容で人を評価するのではなく、人を見てその話が価値のあるものかどうかを判断するのです。
結果を出していない人が、いい考え方や方法を言っても、誰も聞く耳を持たないのに、結果を出した人間が、当たり前のことを言っても「オー!!」「さすが!!」と評価してくれるものなのです。
スタッフを増員するときに考えるべきポイント
歯科医院を繁盛させるヒント集8
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
院長のするべき本来の仕事
仕事をしていく上で、今私の中の判断基準は、時間対効果ということです。
時間対効果とは、同じ時間の仕事をするのに、私は何をすることが最も将来的にクリニックのためになるかということを考えることです。
この時間対効果を考え始めたきっかけは、クリニックも大きくなってきてスタッフに仕事を任せていかなければ、自分だけの24時間では、とてもすべての仕事をこなすことができなくなったときに、自分にしかできない仕事と、スタッフでもできる仕事に分類し、自分は自分にしかできない仕事に集中せざるを得なくなったことがきっかけでした。
自分にしかできないと思って分類していた仕事でも、それが手一杯になってくると、その中からさらにスタッフに任せる仕事を分類していかなければ、どんどん私の仕事が増える一方になってきますので、多少スタッフには重荷かなと思えても、どう転んでも本当に自分にしかできないと思える仕事に集中せざるを得ない繰り返しの状態なのです。
スタッフを増員するときに考えるポイント
歯科医院を繁盛させるヒント集7
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
スタッフを1人増やすときの院長の給与
今までにスタッフの人数を1人増員する際には、いつも自分の給与がその分少なくなってきました。
今までよりも、スタッフ1人分の売り上げが出せるようになったから、1人増やそうかというのではなく、将来のために自分の給料は減るけど、1人増やして先行投資してみようという考えで今まで来ました。
そして一旦減った自分の給料を、元の額まで戻そうと一生懸命働いたり、知恵を振り絞ったりするから、クリニックは飛躍していくのです。
物事にはいつも先行投資があって、その後にリターンがあります。
正しい投資をしなければ、希望のリターンが望めないことも事実ですが、どうにか飛躍したいときには、まず自分がリスクを背負わなければなりません。
集客能力とは患者さんの信頼を勝ち取ること
歯科医院を繁盛させるヒント集6
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
集客能力は開業医の必要条件
開業しての数年間は、若くて体力も気力もあって働きたいのに、自分の医院に患者さんが来てくれないので、そのエネルギーが不平不満に変わっていきました。
今のニートやフリーターと違って働く意欲はあるのに、患者さんが来ないのだから働けないというジレンマがあって、他の医院にアルバイトに行ったりしたものです。
この時患者さんを治療するということ以上に、患者さんを集めるということの難しさに初めて気づいたものです。
いくら働く意欲があっても、患者さんがいなければ、何も仕事ができないのだと、当たり前ながら考えさせられました。
歯科医院の過当競争に勝つコツ
歯科医院を繁盛させるヒント集5
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
仕事が増えると即決する能力が身につく
他人と話していてよく感じるのは、なんでこんなことが即決できないのだろうということです。
もともと、私も優柔不断なタイプで、決断力はあるほうではありませんでした。しかし、自分のクリニックを14年経営し続けているうちに、日々決断しないといけないことが多すぎて、重要でないと思えることや、どっちに決めても大差のないことは、即決する癖がついてきました。
というか、決断しないといけないことや悩むことが多くて、小さい問題は悩んでいる時間がもったいないので、その場で、直感的に決めてきたといっていいでしょう。その決断が正しいか、間違っているかはどうでもよくて、小さい問題について考える時間がもったいなかっただけです。
実際に、いくつかの問題を即決して物事がすすんでも、とくに何か困ったことも起きないので、ますます即決する癖がつくようになってきました。
自分自身の感性を磨くことが患者さんを惹きつける
歯科医院を繁盛させるヒント集4
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
本物を見抜く力が時間を有効にしてくれる
近頃、日々感じることが「とにかく時間が足りない」ということです。
自分が若い頃は「人間には平等に24時間与えられていて、その時間をどう使うかで人生が決まってくる」といったことを、いろいろな自己啓発書で読みました。「若い時には、時間はあるがお金がないけど、年をとってくると、お金はあってもお金を使う時間がない」という人の話も聞いたことがあります。
今は、若い頃より仕事に関しては、少しは先の動きが読めるようになってきましたし、やらなければいけないことが無限にあり、とても自分の時間だけでは消化できないと、あせりが生じます。
自分でいうのも何ですが、私は仕事の手際は早いほうで、常に効率を考えて仕事をしているので、けっして要領の悪い人間ではないのですが、とにかく時間が足りないと感じる毎日です。
スタッフの採用と院長の姿勢
歯科医院を繁盛させるヒント集3
(有)売り上げ向上委員会代表取締役&開業医 青山健一
スタッフ採用の視点
[親が厳しくて躾ができていて、忍耐力がある人はいい]
いい歯科医院の条件は、いいスタッフがいるということです。院長は、スタッフの採用にあたって、人を見る目を養っておく必要があります。
最近は、学校に子供の躾までを期待している親が多いと聞きます。躾をしていくには、愛情・厳しさ・忍耐力など多くのことが必要で、学校の先生が何十人もの子供に、同時にできるほど簡単なことではありません。
子供にうっとうしがられながらも、同じことを何度も忍耐強く注意することによって身につくものです。いったん身につけても、悪いくせに変わることは簡単なので、折に触れ注意する必要があります。親が厳しく育ててくれている人は、そういう躾が身についている場合が多いので、社員教育がラクです。












